3月11日 14時46分18秒太平洋三陸沖を震源とした地震が起きました
宮城県では震度7 激しい揺れは2分間続いたそうです 地震だけでも相当な被害があったでしょうに その後の津波 そして原発からの放射能汚染
あれから1ヶ月以上すぎましたが毎日 毎日悲しいニュースが流れています
お子さんを探し歩いていらっしゃるご夫婦 家族をみな失っても仕事を休めない隊員
両親 兄弟をなくしたお子さん
家財道具一切なくした方は多くいらっしゃいますが家族がみな無事でしたととりあえず前を向いて
東北の根性をみせてやるとご自分にもいいきかせるように話していた方もいらっしゃいました
その中で今回のことで
「その多くの犠牲を決して無駄にすることなく、私達はこの地震をきっかけに意識を変えていかなくてはいけない時期に来ています。」
とか
「この事態から、私たちひとりひとりが学ぶべきこと、気付くべきことがあると思います。」
など
たしかに今回の地震から多くを学び 多くのことに気づかせてもらえたと思います
ただ 地球はたしかに生きていて 私たちはその上に間借りさせてもらっているだけ
地球が寝返りをしただけでこのありようです
人とこの地球がどう向き合うか これからもっと考えていかなければならないことです
でも これこそ当たり前であり そのことを考えずして人の幸せなどありえないんだと思うのです
おなじ地域でも津波にのまれて亡くなった方と生き残った方もいらっしゃいます
生き残った方はぜひ 今回の震災のことを語り伝えていってほしいと思います
全国津々浦々 生の声を この体験を伝えていくことで未来はもう少し変わっていくのではないでしょうか
3ヶ月もすると町は変わっていきます 半年もすれば生活も落ち着いていきます
そして 1年たつと経験しなかった人たちはもう過去の話となります
目に見えるものは日々変化していきますが
目に見えない心や思いは変わることはないのです
人が人として幸せになるためにはなにが大切か なにが必要か
これからの子供たちに伝えていって欲しいとおもいます